はじめに
この記事ではイギリスのゲームメーカーNo More Robots Ltdによって開発されたサッカーゲーム「Soccer Story」を紹介します。
このゲームはNintendo Switchを含む複数のプラットフォームで2022年11月29日にリリースされています。
Soccer Storyとは
Soccer StoryはオープンワールドとサッカーRPGを融合させたゲームです。
本作の舞台は「The Calamity」という災害が発生し、サッカーが禁止された世界が舞台になっています。
そんな中、魔法のサッカーボールが現れて、サッカーを救う救世主として主人公を選ばれ、一緒に戦うチームメイトを探しながら、冒険の旅に出るというゲームです。
サッカーが禁止された舞台でサッカーRPGという、イナズマイレブンを彷彿とさせるゲーム設定になっています。
ゲームモード
以下のゲームモードが用意されています。
- Story Mode : ストーリーを楽しみながらゲームをプレイするモードです
- Quick Match : CPUとサッカー対戦するモードです
日本語対応には非対応
2024年3月時点ではSoccer Storyは日本語には非対応です。
プレイ感想
グラフィック
キャラクターやマップはピクセルアートで表現されています。
ピクセルアートなので、レトロな印象がありましたが、マップのグラフィックは思っていたより、きれいな印象です。
マップ中の草むらでスライディングすると、草刈りができます。
草むらにたまにコインが隠れていて、草刈りでコインを取得することができます。
昔のゼルダの伝説に近いイメージです。
ストーリーの進行には全く関係ないですが、村人にスライディングしたり、ボールをぶつけたりすることも可能です。
ゲーム進行
ストーリーを進めるためには、クエストをこなしていく必要があります。
クエストにはミニゲームが設定されているものもあり、ドローンにボール当てるゲームや、指定時間内にゴールするランニングゲームなどがあります。
クエストをこなすことで、新しいチームメイトを仲間に加えることができます。
チームメイトは老若男女問わず、中にはパンダなどの動物が仲間になることもあるようです。
パラメータはSpeed、Shoot、Enegy、Strengthの4種類のみになります。
冒頭で触れた通り、このあたりのゲーム性はイナズマイレブンに近いイメージもありますが、 キャラクターのパラメータが簡素で、仲間にできるメンバーが少なかったり、クエストのミニゲームが結構薄味なので、イナズマイレブンと比較するとボリューム感はかなり落ちることになるかと思います。
試合モード
試合は5対5のフットサル形式で試合をします。
Aでパス、Bでシュート、スティックで移動、ディフェンス、キーパーはオートというシンプルな操作仕様です。
フィールドが狭いので、他のサッカーゲームと異なり、かなりの頻度でパスカットされます。
また、ディフェンスとキーパーがザルな傾向があり、パスでつなぐよりも、取り敢えずシュートした方が点が入りやすいという印象があります。
サッカーゲームとしては、かなり大味な仕様という印象です。
おわりに
この記事では、「Soccer Story」について紹介しました。
日本語非対応な点とインディーズゲーム故の大味な作りが残念に思いました。
ただ、世界観やゲーム設定は面白いと思ったので、イナズマイレブン好きの方はイナズマイレブンの新作発売までの暇つぶしにプレイしてみるのもいいのではないかと思います。
この記事がゲームの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。